クラピアQ&A(3)病気・管理

クラピアQ&A 病気・害虫

③クラピアの病気と病害虫に関するQ&A

Q3-1. クラピアが一部分だけ枯れてしまった。

A. 白絹病という病気の可能性があります。
クラピアが、高温・多湿な環境におかれているときに発生します。
枯れた部分を踏むと病気が拡散しますので、踏まないようにしてください。
取り除いた部分も、いずれクラピアが広がりますので心配せず早めに切除してください。

対処法
・白絹病にかかったクラピアは、すぐにハサミで切り取るか千切って廃棄してください。
・モンカットフロアブル40(日産化学工業)という薬剤を散布するのも有効です。
・熱湯をかける。

白絹病のクラピア
白絹病にかかって部分的に枯れたクラピア。枯れた部分には菌糸と菌核が広がっている。

Q3-2. 茎や葉に斑点ができた。

A. 細菌による影響です。
高温多湿の時期に水はけの悪い場所で発生する場合があります。自然には回復しません。

対処法
病斑のあるクラピアをどんどん千切ってください。可哀想ですがためらいなく引きちぎることがポイントです。
切除した茎葉は伝染防止のために廃棄してください。

茎葉に斑点のできたクラピア
茎葉に斑点のできたクラピア

Q3-3. 害虫にクラピアが食べられませんか?

A. ナメクジやハダニなどがクラピアを食べることがあります。

Q3-4. 小さな赤い虫がついていることがありますが害はありますか?

A. 髪の毛の先ほどの小さな虫は「ハダニ」という草の汁を吸う害虫です。葉に白い斑点ができ生育が悪くなります。

クラピアの葉に付着したハダニ
クラピアの葉に付着したハダニ

Q3-5. クラピアが一部だけ枯れてしまいました。

A. 部分的な枯れは、病気の可能性があります。
詳しくは、「Q3-13〜17」をご覧ください。
また、わんちゃん(犬)を飼っている場合、犬は同じところでおしっこをすることが多く、その場合はおしっこで枯れてしまうこともあります。

Q3-6. クラピアの葉に斑点ができカサカサしています。

小さい赤い虫(ハダニ)が付いていませんか?
ハダニは葉の汁を吸う害虫で、吸った部分の葉緑素が抜けて白い斑点が出来ます。
葉の周りには蜘蛛の巣のように網を張ります。
下の画像は、ハダニに食害されたまま放置したクラピアの葉の画像です。

対処法
ハダニは水に弱いので水をかけるか、ホームセンターで売っている殺虫剤(ベニカXファインスプレー)で防除出来ます。

ハダニに汁を吸われてたクラピアの葉
ハダニに汁を吸われてたクラピアの葉

Q3-7. クラピアの葉が曲がってしまいました。

A. もしクラピアに肥料を与えているなら、肥料の与え過ぎによる影響かもしれません。
肥料の中に含まれるカリが多すぎると、植物の葉が巻き上がることがあります。

対処法
苦土石灰を撒いて、土壌内の土質を中和させます。

Q3-8. クラピアがヒトデのように部分的に伸びる。

A. クラピアは地表を放射状に成長する植物です。
植えた株の多くが部分的に成長してヒトデ型になっている場合は、栄養不足が原因です。

対処法
肥料(有機一発・草花類用)を適量与えてください。
※10cm四方にペットボトルのキャップ1杯まで。多すぎると肥料ヤケを起こすので逆効果です。

Q3-9. 葉がボコボコして見た目も悪い

A. 肥料の与えすぎによる影響かもしれません。
肥料の中に含まれる「カリ」成分が多すぎると、植物の葉が巻き上がることがあります。

対処法
苦土石灰を撒いて、土壌内のpHを中和させましょう。

Q3-10. クラピアの葉が赤くなった。

秋口に紅葉したクラピア
秋口に紅葉したクラピア

A. 病気ではありません。気温が下がる秋口から見られる現象です。
クラピアも、他の植物と同様に紅葉します。春にまた、新しい緑が芽吹きます。
季節的に「紅葉」が当てはまらない場合は、肥料を与えてください。

Q3-11. クラピアを植えたが色が悪い気がする。

A. 3月〜4月上旬に植えた場合や秋口に入り気温が低い場合に起こる現象です。

対処法
気温があたたかくなると、徐々にきれいな緑色になります。
肥料やメネデールをやって成長の促進をするのも有効です。
《画像:褐葉したクラピアが緑に戻る過程》

褐葉したクラピアが緑に戻る過程
褐葉したクラピアが緑に戻る過程

Q3-12. クラピアがヒョロヒョロに伸びてしまった。

A. ヒョロヒョロになるのは、いくつかの原因が考えられます。
日陰で育てたり、日照時間が少ないと日光を求めて立ち上がる場合があります。
また、クラピアよりも背が高い雑草が生えている場合も日光を求めて背が高くなります。
他にも、排水性の悪い土壌だと同じような現象が起きます。
ヒョロヒョロに伸びたクラピアは、他の通常のクラピアの日照も遮ることになりますので、草刈機かハサミで短く刈って処分してください。
周りに雑草が生えているのが原因の場合は、手で抜いてください。

Q3-13. クラピアが枯れてしまった。

A. クラピアは、冬に地表部が枯れます。常緑の植物ではありません。
しかし、多年草なので根は生きており翌春には綺麗な緑が芽吹きます。

クラピアの冬枯れから新緑が芽生えるまでの過程
クラピアの冬枯れから新緑が芽生えるまでの過程

Q3-14. クラピアが「C」字型に枯れてしまった。

A. 「白絹病」か「ブラウンパッチ」の可能性があります。

対処法
– 白絹病の場合:Q3-1をご参照ください。
– ブラウンパッチの場合:住友化学園芸の「STダコニール1000」または、「GFベンレート水和剤」を散布してください。

Q3-15. ブラウンパッチとは何ですか?

A. 主に芝生などで発生する病気で、枯れた部分がパッチ(島)の形のように枯れる症状がでます。

Q3-16. 白絹病とブラウンパッチの違いはなんですか?

A. 白絹病は発生すると、白い糸のような菌糸で覆われて、そのまま立ち枯れが起こります。ブラウンパッチは、枯れると最終的にその部分の土がむき出しになります。

Q3-17. 殺菌剤の効果的な散布方法はありますか?

A. 説明書通りに散布するのが一番です。
希釈量を守り、病気が発生した箇所と周辺にしっかり散布してください。
スプレーで散布する際は、葉の裏にも満遍なく散布してください。
朝か夕方のあまり暑くならない時間帯に散布するのがコツです。
暑い時間帯では、薬剤の水分が蒸発して濃度が高くなり薬害が出る場合があります。
散布時は、目の保護とマスク、手袋をご着用ください。

Q3-18. クラピアの周りにキノコが生え出しましたが問題ないですか?

A. キノコ自体は特に問題ありません。キノコは日光に弱いので晴れた日の翌日には枯れているはずです。

「キノコが生える土は栄養のある良い土だ」とも言われますが、キノコは他に湿度を好みます。
湿度が高い場所は、排水性が悪い場所とも考えられます。

クラピアは排水性が悪い土壌では、病気になることもあるので、注意が必要です。
きのこが生えたクラピア

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